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東灘の家
敷地間口4.8m奥行11m、面積が16坪未満の狭小地に建つ住宅。角地適用区域内であったため通常60%の建蔽率に70%
適用し敷地を最大限活用した。

1階にはカーポート、水場周りを、2階にLDK、3階を寝室として計画。南側は2階高さまで隣家が迫りながらも、3階からは眺望が開けることから、ガラス張りの吹き抜け空間を隣地境界線側にデザインし、1階ではバスコート(浴室専用の庭)として利用、2階リビングでは視線を遮りながらも光を取り込むライトコートとしてデザインした。

たて込んだ周辺環境を考慮し、遠方の風景や空を室内に取り込むよう慎重に開口部を配置。さらに南側のライトコートから差し込む光によって、間口3.7mを感じさせない明るく広がりのある住まいとなっている。